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「魍魎の匣」…じゃなくて「おゆの匣」
巷には色々なペット用キャリーケースがあるけど、どれもいまひとつなのでとりあえず自分で作ってみることに。まず概要の設計図を描いて木材の切り出し。設計の時点で切り出しに途方も無い労力を伴いそうだったのでハンズにお願いしたところ、ものの1時間で切り出し完了。組み立てはまず板の角をカンナで面取り。特に内側はおゆが怪我をしないように鋭角な部分を無くすため気を使うのでなかなかの労力。次に側板を組んで底板に止めたところで一旦塗装に入る。

塗装は色付けにマホガニーとウォルナットのステインを混ぜたものを使用し、仕上げはエボニーのニスで締め、複数色を使うことで深みのあるアンティーク物と同じような効果を狙う。そしてひと通り塗装と組み上げが終わったところで金具を装着。一応「100年位前のアーリーアメリカン~メキシコ辺りの古い道具」というコンセプトで設計したので、金具類はなるべく「鍛冶」を意識したものを使用。一部に大好きなWilliamsberg Blacksmiths社製の金具も使用。ドアの反対側には便利な首出し用の小窓も設置。さて、頑張って作ってはみたものの、肝心のおゆは気に入ってくれるだろうか…。試しに部屋にそっと置いてみたところ…

最初は不思議そうにしていたけれど、少し経ったら安心したのか、自分から中に入ってくれて箱の中でもぞもぞと遊び始めたのでひと安心。でも今のおゆには少し大きいから使えるのはもう少し先になりそうだね。

2010,08,19 | Bonito | comments (2) 応援する

実はスペースの都合で書いていないんですが、完成には実は結構な失敗と労力が使われてるんです。恥ずかしい話なんですが、考えてみると割と正確なサイジングが必要なものだったので、ズボラでアバウトな自分には詰めが甘いところがいっぱいありまして…。でもなんとか形にできたのも、hanaさんのブログを見て励まされたおかげです。

クラックルペイントも修行中で、まだ何かを塗ったりはしてないんですが、色々と実験中です。少しずつコツが分かってきて、クラックルを多めに塗るのがポイントな気がしてきました。いいお値段の塗料だけどケチっちゃダメってことなんですね…。
| H , Fujino | EMAIL | 2010/08/19 11:11 PM | iV95cbPg |

Fさん

これは傑作ですね!色の感じもパーツのハードな感じもカッコイイです。
メキシカンな雰囲気もしています。
前扉の後ろ窓なんですね。すごいなあ。
内側大変だったでしょう。

おゆ、すごいね!F1みたいなもんだよ。おゆ、特別仕様だし。
お父ちゃん、頑張ってくれたね。これで、特等席に電車移動も出来るね~
お父ちゃん、お母ちゃんに感謝だね。幸せもんだ。

箱の写真の後ろにみえる、おゆのきょとんとした顔がまた、かわいい!
| hana | EMAIL | 2010/08/19 09:51 PM | lfVXPv1E |


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