その人は白いスーツに身を包み、同じく白いパナマハットをちょこんと掲げた。
先日、セルジーニョ・ベアガー(Serginho Beagá) 氏のライブを見ました。 ■ Serginho Beagá com amigos ブラジルの南東部のミナス・ジェライス州の州都ベロリゾンチ(Belo Horizonte)出身のサンビスタ。 ご自身でギターやバンドリンでの弾き語りはもちろんのこと、リオやサンパウロ、ミナス・ジェライスの有名なサンバチームなどに楽曲提供もしています。 (ちなみにお名前の『ベアガー』とはベロリゾンチ(Belo Horizonte)の頭文字「BH」から来ています。Bはベー、Hはアガーと発音します。) サンバチームに楽曲提供とかって、なんだか遠~い異世界(実際にブラジルは遠い。。)の話に感じるくらい自分には手の届かない存在。そんな氏のライブを日本で見れる貴重な機会、私はおなじみ西荻窪のAparecidaへ。 ■ 白のスーツに説得力があります 先月末のブラジル映画祭で氏を紹介する『粋な男』というショートフィルムをやっていました。この時はミナス特集という事で同郷のアーティスト、トニーニョ・オルタと彫刻・建築家のアレイジャジーニョ(1814年没)のドキュメンタリーの3本立て。 ■ 今日のおまけ_ミント水におすわり(おすわりした後に飼い主の目を見るともらえる、と教えてあるのでこっちを向いている。ミントって言ってもただの草だよ、それを水に浮かべてるだけだよ。つまんないよ。でも犬って草のニオイに萌えるんだって) 『粋な男』はほんの17分しかなかったのでフィルムの内容は長いコマーシャルくらい?今回は生で氏のライブを見ることが出来たけど、「サンビスタ」と呼ばれるに相応しい深い演奏と歌を堪能できました。 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - 話は戻りますが、前出のアレイジャジーニョは「ブラジルのミケランジェロ」とも称えられていて、ミナスのオウロ・プレットでは彼の手がけたサン・フランシスコ・ジ・アシス教会が有名です。 バロック様式の美しい街並みは世界文化遺産にも登録されています。 私も昨年、訪れました~ ■ Igreja de São Francisco de Assis ■ 思い切ったディスプレイのお店も教会の近くにあります ミナスでの旅の話はまた今度、この手帖にて。(時期未定) とにかくミナス料理は美味しい! |